農園について

畑の様子
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農園について

トラクター

「うめのう」

「うめのう」は、家族の名字「梅崎(うめざき)」の “うめ” と
農業の “のう” を組み合わせた、ちょっとした造語です。

なんだか肩の力が抜けるような
ゆるくて、のんびりした響きも気に入っています。

大きなことはできないけれど
この土地の恵みを大切に、家族でできる範囲でコツコツと。
そんな無理のない農業を続けていきたいという想いを
この名前に込めました。

荒地

家族で耕す、“もう一度” のはじまり。

最初にこの畑に足を踏み入れたとき
そこには雑草が生い茂り、耕作の跡もほとんど見えない状態でした。

かつては水田や畑が広がり
四季のうつろいとともに人の暮らしが息づいていたこの土地も
いまでは耕す人が減り、草に覆われた“放棄地”になっていたのです。

マルチを敷いた畑

それでも、

「この場所を、もう一度よみがえらせたい」
そんな想いが、私たち家族の中に芽生えました。

農薬や除草剤は使わず、自然に寄り添った農業をしたい。
でも、知識も経験もない中でのスタート。
土のつくり方、野菜の作り方、雑草との付き合い方まで
すべてが手探りで、まさに試行錯誤の日々でした。

にんにくの芽

そんな日々の中で、

土に触れ、野菜の芽が顔を出し
収穫できたときの喜びは、何にも代えがたいものでした。

ときには失敗し、ときには思いがけない発見がありながら
うちの畑らしい野菜のかたちが、少しずつ見えてきたのです。

玉ねぎの収穫

畑を耕すこと

「それは、ただ作物を育てるだけじゃない。
失われつつある風景を取り戻し
家族の時間や、地域とのつながりをもう一度築いていくこと。
私たちはこの土地に、もう一度 “暮らし” を根づかせようとしています。

「うめのう」は、そんな想いから始まった、素朴で等身大の営みです。
いまも試行錯誤の途中ですが、この土地とともに
私たちなりのペースで、少しずつ育てています。

\ 農園の日常を /

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